2022年5月15日 日曜日
在宅緩和ケア医師の関本 剛さんが先月45歳という若さで旅立たれました。
2019年10月にステージ4の肺癌、それに大脳、小脳、脳幹にも多発性転移が見つかり
余命2年と診断されました。
最期まで医師として癌の患者さんたちを診察しながら歩まれました。
「癌になったて、はじめて癌患者さんの気持ちが本当にわかるようになった」と
いつも言っておられたのが印象的です。
私も癌になってはじめて分かったことは何か、そしてステージ4の癌患者だからこそ
出来ることは何かを思い巡らしています。
また、彼は他の医師との対談で「医者は日々成長しないと・・・」とも語っておらにれました。
それを聞いた医師は、「関本さんは最期まで闘ったのではなく、最期まで成長していた」と言います。
牧師の働きも、信仰者の歩みもまさにそうだと思わされました。
まだまだ失敗続きの年寄りの私ですが、失敗しているということは、まだ成長することが
余地があることを思わされます。(勝手な思いですが・・・)
残されたご家族のために、心より主のお慰めをお祈りしたいと思います。